【ゴー宣欄外名言 その17】
「命を大切に」してたら、今まで『ゴー宣』描いてこれたか? 国民は「命を大切に」する範囲での言論しか求めてないのか? それじゃあ、ネットで匿名でやるしかないじゃないか!
(わしズム2006.11)
「命を大切にしよう」という言葉は、あたかも絶対的な真理のように唱えられています。
これが、無条件の前提であるかのように扱われています。
「命を大切にしよう」という言葉を疑うということなど思いもつかないという人も、相当にいるのではないでしょうか。
その「生命至上主義」が、コロナ禍においては「リスクのある老人の命を大切にするために、若者が行動を自粛すべき」だなんて歪んだ風潮を生み出したわけですが、未だに誰もそのことに気づいてもいないようです。
そんな中でよしりん先生は、老人のために若者を萎縮させようなんて発想は醜悪だと主張し、「老人は死んでもいいというのか!」などという、頓珍漢な批判を受けました。
そういう批判をする人は、「命は手段に過ぎない」というよしりん先生の価値観など、死んでも理解ができないでしょう。